- 松阪牛の長太屋
- 厚みのあるステーキを美味しく焼くコツ
松阪牛の長太屋
厚みのあるステーキを美味しく焼くコツ
先日、お肉を究極に美味しく食べる方法は「厚切りステーキ」だとお話させていただきました。
前回のおさらいをしてみましょう。
なぜ厚切りステーキをおすすめするか
おいしいステーキの条件とは「外はこんがり焼き色、中はしっとりレア」
薄いステーキ肉では、外にこんがりとした焼き目を付けた際に、
中に火が通り過ぎてしまうのです。
ある程度の厚みがあれば、中はしっとりとしたレアの状態を保つことができ、
ジューシーで旨みの詰まったステーキを焼く事ができるのです。
前回のブログはこちら
https://www.matsuzaka-gyu.com/blog/matsuzaka-gyu/1529
是非、この究極に美味しいお召し上がり方を試していただきたいですが、
「松阪牛となると高級だから調理するのが怖い…」
なんて思う方も多くいらっしゃるかと思います。
大丈夫です!コツを掴めばとっても簡単。
実は厚みがある方が上手に焼くことが出来るんですよ。
コツ★その1「お肉を常温にしっかり戻す」
焼く前は、お肉を常温にしっかり戻しましょう。
表面は常温でも内部が冷えている場合もあります。
厚みがある場合は2時間程度が目安です。
室温が高い場合は様子を見ながら時間を調整してください。
温度差を無くすことで均一に火を通すことが出来ます。
これは薄いステーキの場合でもとっても大切な工程。
美味しいステーキを焼くためのポイントです。
塩やこしょうは焼く直前に!
塩などで味付けしたまま放置すると、水分が外に逃げ出してしまうので注意しましょう。
コツ★その2「全ての面を最初に焼く」
牛肉の美味しさを最大限に引き出すコツは「いかに肉汁を逃がさないか」。
お肉の表面をジュっと焼いて、肉汁を逃さない「壁」を作ります。
表と裏の2面だけではなく、側面も一周して全ての面を最初に焼き上げます。
焦げ目をつけすぎなくても大丈夫。
この時点では表面を焼いてコーティングすることが重要なのです。
その後は中火にして1~2分両面を焼いていきます。
コツ★その3「アルミホイルに包む」
お肉が美味しそうに焼きあがったらすぐに召し上がれ!
と行きたいところですが、この後の工程が大切。
アツアツのステーキをアルミホイルで包んでしばらく寝かせましょう。
焼いたばかりのお肉をすぐカットすると、肉汁があふれ出てしまいます。
1分から2分ほどじっくり休ませ、
内部の水分をおちつかせ、旨みの詰まった肉汁を閉じ込めます。
この工程をするのとしないのとでは、ステーキの美味しさが格別に違いますよ!