- 松阪牛の長太屋
- 松阪牛のルーツについて
松阪牛の長太屋
松阪牛のルーツについて
世界的にも有名な松坂牛とはどんなブランド牛?
松阪牛は日本国内だけでなく、世界的にも知られるブランド牛となりました。
そのおいしさは見た目からも伝わるほど。ピンク色をしたお肉に、きめ細やかに織り込まれた霜降り。その見た目の美しさから「お肉の芸術品」と呼ばれています。
箸で切れ、口の中でとろけてしまうほどの柔らかさは、一度体験したら忘れることができません。
さて、今や世界的にも有名なブランド牛となった松阪牛、そもそも松阪牛とはどのようなものかご存知でしょうか?
松阪牛のおいしさは知っていても、どのような牛なのか実はあまり知らない、という方も多いと思います。そこで今回は松阪牛のルーツについてご紹介します。
松阪牛のルーツは「但馬牛」だった
松阪牛の起源は松阪牛…ではなく、但馬地方に生息する「但馬牛」という牛です。
但馬牛は小型な牛で脂肪分が少なく、ほどよく筋繊維が含まれた良質な肉質を持っていました。
明治時代以降は肉専用の牛とされ、改良が進められながらも但馬牛のみを交配に用い、但馬牛の純血を保ってきました。そのため、他県の血統を入れない純粋な但馬牛が生産されているので、どの和牛よりも明確なルーツを持っています。
松阪牛、神戸牛、宮崎牛、近江牛などといった和牛の85%以上が但馬牛をルーツに持っているほど。
但馬牛という存在があったからこそ、現在の極上肉牛がいるのです。
松阪牛と認めてもらうための必要な条件
松阪牛として認めてもらうためには、様々な条件をクリアする必要があります。
以下の条件をクリアした優秀な血統の牛を『松阪牛』と呼ぶことができます。
- 黒毛和種である未経産の雌牛
- 生後12ヶ月以内に松阪牛生産区域に導入された
- 雲出川から宮川にかけての松阪牛生産区域で飼育され、飼育期間は最長・最終であること
- 個体証明書を有しており、松阪牛個体識別管理システム(トレーサビリティ)に登録されていること
特に松阪牛個体識別管理システムには、牛が生まれた時に割り振られた個体番号が管理されており、その牛の親や過ごしてきた環境、与えられた餌の内容などの情報が記録されています。
システム管理を行っている三重県松阪食肉公社の方が牛舎まで赴き、全ての牛の確認を行っています。
このように厳しい条件と徹底した管理のもとで、松阪牛のブランドは守られています。
長太屋での取り組み
長太屋では松阪牛生産区域に自社の牧場を所有しており、
牛の健康状態や飼育環境の管理には細心の注意を払っています。
健康状態に合った餌を与え、体調を崩さないよう温度管理を徹底的に管理を行っています。
また、欠かせないのがトレーサビリティ。
お客様のもとに商品と一緒に、松阪牛と証明するための「松阪牛個体識別シール」と「松阪牛証明書」のいずれかが同封されます。
どちらにも個体識別番号が記載されており、その番号を以下のページで入力していただくと、お届けした牛の詳細な情報を確認することができます。
ぜひ一度、お手に取ってご覧ください。