- 松阪牛の長太屋
- 愛情かけた自家牧場産だから数に限りがあります
松阪牛の長太屋
愛情かけた自家牧場産だから数に限りがあります
父の日まで残り10日と1日
「父の日限定企画」としてご用意している「松阪牛サーロインステーキギフト」が予想以上に売れ行きがよく、残りわずかとなりました。
本来ならば、商品を追加して多くの方にご購入いただきたいのですが…
長太屋は自家牧場で育てた牛を、自社で解体しご提供しています。
そのため、「サーロインが無くなった」からと言って、必要な部位だけを用意することができません。
自家牧場で育てた牛について普段お話しする機会がなかなか無いので、
ぜひ皆さまに知っていただきたいと思います。
長太屋の自家牧場について
長太屋の松阪牛の飼育は、私が自ら足を運び、優良血統の仔牛を買い付けるところから始まります。
まずは志摩市の鵜方にある牧場に移し仔牛の成長を見守ります。
いい松阪牛に育てるためには仔牛の時期にどれだけ丹念に世話をするかが重要です。
その後松阪市の牧場に移し、愛情をたっぷりかけて上質な松阪牛に育て上げていきます。
出荷するまでの間、移動は2回。
移動も最小限にとどめることで、牛にストレスをかけないよう配慮しています。
牛の体をつくる餌も個体の健康状態も
徹底的に管理します
美味しい松阪牛に育てるためには、何よりも健康状態を良好に保つことが重要です。
我が子のように常に目を配り、その個体に合った育て方を行います。
例えば餌。
毎日牛の健康状態を見て、それに合わせた餌の量を決めます。
人間と同じで、食べ過ぎるとおなかを壊したり、健康状態を損なってしまいます。
また、仔牛と成牛では餌を変えており、ベストなタイミングで餌を切り替える必要がありますが、これがまた難しいのです。
熟練した生産者しか持つことのできない経験がこの見極めを可能にしています。
餌は、スーザン・チモシー・藁などの牧草に加え、デンプンやタンパク質含量が高いフスマ・大麦・大豆かすなどを組み合わせています。
これらは全て牛の体をつくる重要な栄養素。餌ももちろん上質なものを選んでいます。
このように徹底した健康管理・衛生管理のもと育てることで、安心・安全な松阪牛になるのです。
気候や状態に合わせた愛情いっぱいの飼育
牛の管理は餌やケガ・病気の予防などの健康管理だけではありません。
例えば、綺麗な霜降りができあがるのは寒い冬の間。
寒さで体調を壊すことの無いよう、
牛部屋の温度は季節によって細かく調整し、健康状態を良好に保つよう細心の注意を払っています。
また、牛はとてもデリケートな生き物。
わずかなストレスが肉質の良さを左右する事もあります。
牛たちが健やかに成長できるよう、わずかな変化にも気を配ります。
こうして、長太屋の牛たちは、
愛情をかけられて育っていくのです。
一体ずつ愛情かけて育てているので
数に限りが出てしまいます
自家牧場だからこそ、徹底した管理化で一切の妥協を許さず育てることが可能ですが、
そのかわり、用意できる個体や部位に限りが出てきます。
人気がある商品や貴重な部位が一旦売れてしまうと、
次のご用意できる時期までしばらくお待ちいただくこともございます。
大量の飼育が可能で、東京食肉市場や卸業者などから仕入れていれば、商品の売り切れは無いかもしれません。
でも、私たちは「いかに上質な松阪牛に育てるか」を常に考えています。
上質な松阪牛を育てるためには、一切の妥協を許しません。
「安全でおいしい松阪牛をお客様へ届けたい。」
その強いポリシーを実現するためには、自家牧場で一体ずつ愛情をかけて育てることが一番なのです。
私たちが手塩にかけて育て上げた松阪牛。
食べていただけばきっとその違いに納得いただけるはずです。